ikkyoのブログ

カフェ、温泉、マジック、映画、本、ジムトレーニング、名門私立大学の受験について紹介します!大学に通うために一人暮らしを始めまして、「自分から行動することの大切さ」を知りました。そこで色々な事にチャレンジしようと思い、その内の一つとしてブログを始めました!僕のブログを読んで、皆様方のためになったり、幸せになってもらえれば嬉しいです☺️

映画「国際市場で会いましょう」「分析」[大学レポート]泣けます。

こんにちは、ikkyoです!

 

今回は、「国際市場で逢いましょう」

という映画について分析します。

 

この映画を見終わった後、

箱のティッシュが全て無くなりました。

 

では早速僕をこんなにも感動させた映画は

どのような物なのかを紹介していきます!

 

 

 

01.登場人物

・ドクス

1950年12月 朝鮮戦争最中に北朝鮮に加勢した

       中国軍が興南に押し入り、

       アメリカ軍船のビクトリー号が

       退却するときに妹とはぐれてしまい

       責任を感じている。

 

       また、父が妹を探していく最中に

       船が出航してしまい父ともはぐれて

       しまいそうになったため、

       釜山の国際市場にあるコップンの店

       でまた会えるということを信じ続け

       生きてきたので、

       とても誠実な人である

       ことがわかる。

 

 

1951年初頭  釜山国際市場の

       コップンの店で住み始める。

 

       学校では自分よりも大柄な人たち

       と喧嘩したりして、

       優等生ではなかったが、

       家族のために努力して

       勉強をしていた。

 

       ダルクと学校で出会う。

 

 

 

1963年秋   国家試験を受けたいが、

       お金がないため塾の授業を

       盗み聞きするが、

       うまくいかずに鉱山で

       命がけの仕事をして、

       お金を稼ぐことを決意する。

 

       家族のためとはいえ、

       命が危険な仕事を自ら挑みに

       行こうとすることから

       行動力がある

       ことがわかる。

 

 

 

1964年春   ハンボルン鉱山へ派遣されて

       地下での仕事の開始。

 

       ヨンジャという女性に出会う。

 

 

 

1966年12月21日 ビザが切れて韓国に帰国。

 

 

 

1973年秋    海洋大学に合格し、夢であった

        船の操縦士を目指し始めるが、

        コップンの店を次ぐことになった。

 

 

 

1975年4月30日  妹の結婚式を華やかにする

          ためのお金を稼ぐために、

          ベトナム戦争の戦場で仕事を

          することから

          家族思いである

          ことがわかる。

 

 

 

1983年夏    韓国に帰国。

 

 

・ダルク

ドクスの一番仲が良い友である。

いつもは女好きでふざけた部分があるが、

本当に大事なときはドクスを助ける

友達思いで優しい性格である。

 

・ヨンジャ

ドクスの奥さんで、看護師をしていたときは

戦争で傷ついて死にそうな患者さんを日々

目の当たりにして辛いと思いながらも

看護しているので

優しい心を持っている

ことがわかる。

 

 

 

02.映画の全体構造

映画の冒頭は、朝鮮戦争が停戦して

復興した後の韓国が舞台で、

そこから回想シーンに入り、

物語の舞台が1950年の朝鮮戦争から

ベトナム戦争の時期を経て、

映画の冒頭の復興した後の韓国に戻る

ように作られている。

 

家族を守るという父との約束でドクスは

お金を稼ぐためにドイツの鉱山で命をかけて

働き、ベトナム戦争の中にも足を踏み入れる。

 

朝鮮戦争が終了して韓国は復興に向かっている中

ドクスは、父との約束によって戦争を忘れずにいる。

 

このことから、ドクスの父は、

朝鮮戦争の辛い思い出

を象徴している。

 

それに対して、ドクスは、孫達といる間は、

まるで戦争なんてなかったかのように平和

な時が過ぎていく。

 

このことから、孫達は

戦争からかけ離れた存在であり、

将来の平和な韓国を象徴している。

 

ヨンジャは、戦争の悲惨さを経験しつつも

戦争が停戦して復興に向けて成長していく

今の韓国を受け入れて生活している。

 

よって、ヨンジャは復興している

今の韓国を象徴している。

 

そして、ドクスは、戦争の悲惨さを

忘れてはいけないという思いと

昔のことに執着しすぎても成長しない

という思いの板挟みになっている

戦争を経験した韓国人を象徴する。

 

物語の冒頭では、ドクスは、

戦争に対する憎しみに執着していたが、

ヨンジャや家族、友達孫達に影響されて

その執着は薄れていく。

 

何よりも父との約束を自分なりに果たしたことで

昔の思い出の中にある父との約束、

つまり、戦争に執着することから

解放されたことで、

新しい世界を受け入れていき、

成長しようという気持ちへの変化が見られる。

ドクスの心情の変化と並列して

韓国の復興が描かれている。

 

 

 

03.結論

今回の映画は、朝鮮戦争を含んでいるので、

多少知識が必要となります。

 

しかし、全体の構造はわかりやすいので、

分析しやすい映画です。

 

映画をこれから方にはもちろんですが、

この映画を一度ご覧になられた方にも

違う視点から再度見てほしいです!

 

また、大学の映画を分析するレポートなど

にも最適な映画ですので、

良かったらブログを参考にしてみてください!

 

そして、もちろんとても感動しますので、

最低でもティッシュを1箱用意する

ことをおすすめします!

 

最後に、この分析が皆さんの

助けになっていれば、うれしいです!